<絵葉書>
Piet Mondrian : Composition with Red, Yellow and Blue, 1928
28 June
曇り 時々 雨 寒くはない。
今日は、最後のレッスンの日で、皆証明書のようなものをもらった。
Yが17時のコーチでオックスフォードに旅立った。
She is the first person to leave.
すごく悲しかった。
これからジーザスグリーンに行っても、カールトンwayを通っても、どこにも彼女の姿は無い。
やっぱり私も引っ越しする事にしてよかった。あまりにも寂しすぎる。
これからは、「you two, you two, you three」と言ったり、ふざけたり、討論する事もめったにできない。
誰かが前に言ってた。毎月別れがあって辛いって。
その時はよくわからなかったけど、今は理解できる。
オックスフォードはバスで3時間とトレイシーのボーンマスより近いから、訪れる事にしよう。
明日は私の引っ越しで、明後日はトレイシーの引っ越しだ。
この三ヶ月間、本当にあっという間だった。
特に6月は早かった。遊びすぎた気もするけど、7月からはクラスも上になるし、アレルスの試験(オックスフォード主催の読み・書きに重視した試験)も受けるし、ホームステイ先も変わるし、大変な日々が始まる。
頑張ろう。
今日は、お昼にいつもと違うチャイニーズレストランに食べに行った。
チャーリーチェンよりおいしいけど、約£7して高かった。
キングスカレッジの卒業式だったらしく、沢山の人々が黒マントを羽織ってかっこよかった。
登場人物・場所
Y | 日本人・クラスメイト | 19才 | 女 |
トレイシー | 台湾人・クラスメイト | 20才 | 女 |
※ 日本人はイニシャルで表記
ジーザスグリーン | 芝生広場・語学学校の仲間とよく遊んだ場所 |
カールトンway | 語学学校の仲間が沢山ホームステイをしている辺りの道 |
チャーリーチェン | 語学学校の仲間と、主に金曜日のお昼に食べに行ったチャイニーズレストラン |
解説
仲良くしていた年下の友達が、とうとうケンブリッジからオックスフォードの語学学校に通う為に引っ越していきました。
イギリスに語学留学して一番最初の友達でした。年下といえども気が合ったので、別れは本当に寂しく思いました。
「you two, you two, you three」とは、語学学校の先生がグループを組む時によく使っていた言葉で、何故か皆のつぼにはまり、よく真似をして遊んでいたのです。
それを言えなくなるのが辛いとは・・。この時20代後半のワタシでしたが・・・。
さて、三ヶ月間のタームが終わり、7月からは私の生活も一新します。
- ホームステイ先が変わる。
- クラスが初級(elementary)から中級(intermediate)に上がる。
- アレルスの試験を受ける。
- 周りにいる人々が変わる。
同じ語学学校に通うのですが、ホームステイ先が変わる事から環境が全く変わります。
7月からはどんな人に出会い、英語の勉強はどのように進んでいくのでしょうか。
自分自身、日記を読み返すのが楽しみです。
参考: イギリス人老夫婦家庭でのホームステイ体験談(ケンブリッジ)
参考: イギリス人老婦人家庭でのホームステイ体験談(ケンブリッジ)
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