<絵葉書>
Piet Mondrian : Chrysanthemum, 1908
26th June
晴れ。暖かい。
今日はトレイシーがボーンマスに行っていた。カレッジはナイスで今度住む部屋もかなり広いらしい。
私もトレイシーに負けないように、バリバリ勉強しなくては・・・。
とういう事で、今日もアレルス(オックスフォード主催の読み・書きに特化したテスト)のクラスに行った。
アフタースクール、Yと一緒にPhotoshopに行って、写真をピックアップした。
ジーザスグリーン(芝生広場)で見ようかと(アイスクリームを食べながら。3回先にじゃんけんで負けた方が買いに行く、というルール。もちろん私が負けて買いに行った。)用意していたら、アンナという4才半の女の子が近づいてきて、話しかけてきた。
私の帽子がgoodだと言って取り、その中に芝生をちぎって入れて私にかけた。
時計にキスをしたり(しかもYと私の時計・・。)、別れ際にもほっぺたにキスをして欲しい、と言ったり、何回も「バーイ」と言ったり・・・。
4歳半といえども綺麗な英語を話すので良い勉強にはなった。
私達は写真を見たかったので、帰るふりをして別の公園に行ったら、すぐにチアリが通ったのでつい呼んでしまい、また写真をみるのが遅れてしまった。
なんだか、なかなか写真が見れなくておかしかった。
家に帰って荷物をまとめた。
結構、荷物が増えていてどうやって運ぼうかと悩んでいる・・。
カールトンパブに行ったが、疲れ切っていたので閉店前に帰ってきた。
登場人物
Y | 日本人・クラスメイト | 19才 | 女 |
アンナ | イギリス人・公園で会った女の子 | 4才半 | 女の子 |
チアリ | スイスフランス人・クラスメイト | 17才 | 男 |
※ 日本人はイニシャルで表記。
解説
私が留学していた頃は、デジカメもスマホも無くて、写真を撮るといえばフィルム式のカメラでした。
ですから、撮影した写真はシティセンターにあるPhotoshopに現像に出していました。この現像代金は結構かかったことを覚えています。
それでも、現像した写真を友達と公園で見るのは留学生活の楽しみの一つでもありました。
ジーザズグリーンという芝生公園で、友達と写真を見ようとしていたら、4才半のイギリス人の女の子が近づいてきました。
一緒に遊んで欲しかったのか、色々と困ったことをしてきます・・。
ちぎった草を私達にかけてきたり・・・。
小さな女の子と遊んだ経験がなかったので、友達と私はどう遊んだらいいのか困りましたが、アンナちゃんは一緒に遊んでもらった、と思ってくれたようでした。
生まれてから4年間もイギリスに住んでいると、こんな小さな子供でも、こんなに綺麗に英語が話せるようになるんだな、とほんの少し羨ましさも覚えました。
さて、私は3日後の6月29日に、この時ホームステイしていた老夫婦宅から出て、新しいホームステイ先に引っ越しをする事になっていました。
今度は学校まで歩いて行ける距離で、ハウスメイトもいる老婦人(未亡人)宅です。
その荷物整理をそろそろ始めようとしていました。
参考: イギリス人老夫婦家庭でのホームステイ体験談(ケンブリッジ)
参考: イギリス人老婦人家庭でのホームステイ体験談(ケンブリッジ)
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