<絵葉書>
Piet Mondrian : Composition with Blue, 1937
June 25
晴れ 暖かい
今日はシカゴパプの疲れで寝過ごして、グラマーの時間は休んだ。(最初から授業は休むつもりだった。)
せっかくだから、郵便局に行って日本へ小包みを送った。
船だと£36でAirで£43だった。£7しか違わないのならばと思ってAirにした。
それから学校へ行った。
今日から、勉強方法を変えようと思う。
Tじの言う通りに新聞を見て、ラジオを聞くつもりだ。
アフタスクール、Yすけの家に行って皆(Y,トレイシー,Nお,Yた)でチャイニーズフードを食べた。
もちろん、トレイシーが作った。彼女は料理上手だ。
メニューは、もやし&ビーンズ、キャベツ&キャロット、たまねぎ&ミンチ、炊きたてご飯、コーンスープ、ブロッコリー、アスパラガスwithベーコンで、野菜たっぷりのガーリック味だ。
とても美味しかった。
Yすけの家はゲーム、テレビ、CDプレイヤー、漫画も何もかもあって、まるで日本にいるようだった。
相当なお金持ちなんだろう。きっと・・・。
でも久しぶりにゲームができたから面白かった。
だけど、私以外は誰もトレイシーの事を気にせず日本語で話すから、ちょっと気になった。
そろそろ引っ越しの準備をしなくては。
明日しよう。
登場人物
Yすけ | 同じ語学学校・日本人 | 20歳くらい? | 男 |
Y | クラスメイト・日本人 | 19歳 | 女 |
トレイシー | クラスメイト・台湾人 | 20歳 | 女 |
Nお | 同じ語学学校・日本人 | 20歳 | 女 |
Y田 | 同じ語学学校・日本人 | 20代半ば | 男 |
※ 日本人はイニシャルで表記。
解説
この日の事は、うっすらとしか覚えていないのですが、読んでいて気になった点がありました。
それは、イギリスの郵便局から日本へ小包を送るのに、£7しか違わないという理由で船便よりも航空便(SAL便)を選んでいるところです。
当時は、£1約165円くらいでしたから、船便にしていれば、約1200円の節約になったのです。
そもそも、その荷物は何だったのでしょうか。本当に日本に送らなければならないような物だったのか・・・。
留学生活は費用が思った以上にかかるので、節約できるところはしておいたほうがいいよ、と過去の自分に言いたいです。
さて、同じ語学学校の日本人のYすけは、ホームステイをしておらず、トレイシーが作った料理を食べたい私達は、自由がきくYすけの家に行って料理をさせてもらったのでした。
YすけやY田のように、長期留学生の中には時々ホームステイをせずに部屋を借りて住んでいる人がいます。
ホストファミリーに気をつかう必要がなく気楽な反面、日本人のたまり場になったり食事や家事を全てこなす必要があります。
台湾人のトレイシーは、とても料理が上手です。4月から6月の3ヶ月間で何度か作ってもらいました。
そのお陰もあって、イギリスという異国で過ごすことができたのです。
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