<絵葉書>
Piet Mondrian : Composition 2 with Black Lines, 1930
6 June
くもり 寒い
今日は学校で何も教わらなかった。
新しいピーターという先生は適当に教えている感じだし、ヘザーは間違えるし、昼からの2時間は自習だし、全くお金と時間の無駄だと思った。
そこで、カースティンに昼の授業を変えて欲しいと言いに行き、ピーターの不満も話した。
カースティンは何とか私達を納得させようとしていたが、そんな事で負ける私ではない。
来月は、intermediateクラスに入れるように無理やりこじつけた。
勉強は大変になるだろう。
だが、私は英語を習いに来たのだから、少しくらい大変でもやってみせる。
今日は寒さの為、バーベキューは中止になった。
いつものごとくジーザスでお菓子を食べ、フリスピーをし、Hに太極拳と合気道を少し教えた。
その後、台北に行ってやきそばを注文した。けど、今日の焼きそばは少し味が薄かった。
帰り際、皆でパプへ行こうという話だったが、ランドレディの体調も悪いし、行くのをやめた。
橋の下で、先日知り合いになった別の学校の韓国人男子に会ったから、「 hello」と挨拶したら、今いち反応がなくて、まるで私の事を知らないという態度だった。
Yもあの態度は無いと言っていた。
登場人物
ピーター | 語学学校の先生・イギリス人 | ? | 男性 |
ヘザー | 語学学校の先生・イギリス人 | 50歳代? | 女性 |
カースティン | 語学学校の責任者・イギリス人 | 40歳代? | 女性 |
H | 同じ語学学校・日本人 | 20代前半 | 女性 |
ランドレディ | ホームステイ先の老婦人 | 60~70歳? | 女性 |
韓国人男子 | 違う語学学校・韓国人 | 20代前半? | 男性 |
Y | クラスメイト・日本人 | 19歳 | 女性 |
※ 日本人はイニシャルで表記
台北 | テイクアウェイ専門の台湾料理店 |
解説
4月からの語学学校生活で、二ヶ月半が経ってもまだ自分はelementary(初級)コースに在籍していました。
初級コースでも、授業の内容が自分のレベルと同じか少し上なら、前向きに受講していたでしょうが、どうもこの時の先生の授業方針に不満がありました。
自分としては、早くintermediate(中級)コースに入りたかったのですが、いつまでもelementaryに在籍しているので、とうとう語学学校の責任者であるカースティンに話をしに行ったのでした。
しかし、途中でクラスを変えてもらう事はできなくて、次のタームからは中級クラスに入れるように話をつけたのでした。
最初は、語学学校の責任者に直接言いに行ってよいのもかどうか悩んだのですが、周りの人々に聞いてみると結構皆さん要望を言いに行っていることがわかりました。
イギリスでは、遠慮するよりはっきりと思っている事を話して自己主張した方がよいのだと、学んだ時でもありました。
プライベートでは、相変わらず楽しく仲間たちとジーザスグリーンという芝生公園で遊んでいました。
私は、学生の時には合気道を少したしなみ、社会人になってからは太極拳を習いました。
「簡単な技を教えて欲しい。」と時々言われたので、危なくないものをレクチャーして、皆で過ごした事もありました。
ヨーロッパの方々は、合気道や柔道を習っている人も多いです。台湾など中国系の方々には太極拳はお馴染みで、日本人からは珍しがられました。
これらを習っていた事で話題ができたので、習っていて良かったなと感じました。
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