イギリス・ケンブリッジで生活をするにあたり、当面暮らせるお金(イギリスポンド)は現金で持って行ってました。
1ヶ月分の授業料は日本から語学学校へ振り込んでいましたが、その後の授業料の振り込みや、生活費などは高額になる為、現地で銀行口座を作ることにしました。
銀行口座の開設方法、バークレイズ銀行を例に紹介
外国人になるので銀行口座を開けるのか心配していましが、思っていたよりも簡単に口座を作った記憶があります。
シティセンターに色々な銀行がありましたが、大学生や留学生が比較的口座を開きやすいというバークレイズ銀行で口座開設をすることにしました。
銀行口座開設に必要なもの
- パスポート(学生ビザ付)
- 語学学校の入学許可証(期間が記載されたもの)
- 現住所がわかるもの(ホームステイ先の住所)→入学前に語学学校より知らせてもらった住所の書面を持っていきました。
- 入金するお金
キャッシュカードは、後日ホームステイ先に郵送されてきました。
私は滞在期間中にキャッシュカードを落としたり、暗証番号を忘れたりというトラブルがなかったのですが、そういう時はどうすればよいのか等も含めて、銀行の口座開設について詳しく書かれているサイトがありましたのでご紹介しておきます。
日本からの送金
日本にいる家族に銀行名と銀行口座番号を知らせて、海外送金してもらいました。
当時は、都市銀行からの送金が主流で日本の家族に窓口へ行って手続きをしてもらっていました。
手数料も送金する金額によりますが、一回につき10000円以上ははかかっていたと記憶しています。
今では少し調べたところ、主な都市銀行、ゆうちょ銀行、楽天銀行、セブン銀行、ペイパル、ドコモ等から海外送金ができるようになっています。
そして最近ではトランスファーワイズという海外送金サービス専用の銀行もあります。
インターネットでも送金できてとても便利になっていますが、人によっては、銀行の方と対面で説明を受けながら送金したい方もいると思います。
また、送金の回数や送金する金額によって選ぶ銀行も変わると思います。
各銀行で手数料や手続きも違いますし、わざわざ口座を開設しなければならない銀行もあります。
手数料をなるべく抑えることに気持ちがいきがちですが、海外留学の準備は大変です。個人的な意見ですが、多少手数料がかかっても、自分にとって使い勝手のいい銀行、方法で送金するという気持ちでもよいのかなと思います。
海外送金に慣れてきたり、ネット銀行や対面ではない事になんの抵抗もない場合は、選択肢はもっとひろがると思います。
送金手数料について
日本からイギリスの銀行へ送金する場合にかかる手数料の内訳です。
- 手続きにかかる金額
- 為替手数料(1ポンドにつく手数料)
- 現地受け取り銀行で手数料がかかる場合がある
各銀行で料金が違います。トランスファーワイズは為替手数料はかからないとのことです。色々な銀行でシミュレーションしてみてください。
銀行の手数料とトランスファーワイズについて、丁寧に説明している記事をみつけましたので参考にしてみてください。
キャッシュコーナー
ケンブリッジのバークレイズ銀行のキャッシュコーナーは外にありました。外の壁にはめ込まれているだけでむきだし感があり、日本のように建物の中には無いので最初はこれにも驚きました。
日本の通帳のようなものはありませんので、キャッシュコーナーの残高紹介で預金金額を確認していました。
現在は、モバイルバンキングを申し込めばインターネットで出入金の明細が確認できる他、振り込みなどもできます。
International Student Account Barclays
銀行口座の閉じ方
帰国が近づいてくると、銀行の口座も閉じることになります。口座開設よりも簡単に閉じる事ができた記憶があります。
キャッシュカードと一応パスポートを持って行って、窓口で銀行口座を閉じたい旨を伝えます。(結局パスポートの確認はされませんでした。)
口座に残っているお金をどうするか聞かれたので、(現金で今渡すか、別の銀行へ送金するか)帰国するだけの私は、現金で用意してもらいました。これで完了です。
終わりに
私がイギリスケンブリッジに滞在していたのはかなり前の事です。
日本の銀行の場合は、この数年で口座を開設するのも日本国内に振り込みするのも、以前に比べて簡単では無くなってきています。
イギリスの銀行はどうなのかがわからないので、なるべく最新の銀行口座開設の情報を調べていかれる事をおすすめします。
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