ホームステイ

ホームステイでの洗濯事情(イギリスの場合)

イギリス・ケンブリッジホームステイ先の庭

イギリスにホームステイに行く前は、不安が沢山ありました。その内の一つが洗濯事情です。

「実際はどのくらいの頻度で洗濯してもらえるのか?」、「どんな衣類を持っていけばよいのか?」など。

私は3つの家庭でお世話になったので、それぞれの洗濯事情をご紹介します。

 

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洗濯機の種類

どこの家庭でも、イギリスはドラム式洗濯乾燥機です。

ドラム式洗濯機と乾燥機が別になっている場合もありましたし、乾燥機のみをもう一台設置している家庭もありました。

また、設置場所は台所が多かったです。

別に洗濯室のような部屋がある家もあります。日本のように、お風呂や洗面所の横というのは見ませんでした。

 

基本的には週に一回の洗濯

1軒目では週に1回〜2回、2軒目の家庭では、週に1回洗濯物を回収してくれました。バスタオル、ブラウスやズボンなどの大物は、この時に出して洗濯してもらいました。当日、または翌日には戻ってきます。

下着類や靴下などの小物は、なるべく自分で洗面所で洗っていました。どこの家にも個々の部屋にオイルヒーターが備え付けてありますので、その近くに干しておくと、次に使う時までにはちゃんと乾いています。

3軒目の家庭では、自分で洗濯と乾燥をするセルフ方式でした。ですから、下着類や靴下も洗濯機で一緒にまとめて洗えました。

特に使用制限はなく、自分が洗濯したい時に、洗濯機を使ってもよいということでした。

とはいえ、日本のように毎日洗濯するのではなく、週に1回〜2回の洗濯をしていたように記憶しています。一応、ホストファミリーと重ならないように夜に洗濯と乾燥をしていました。

 

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洗濯物の乾燥は乾燥機

イギリスでは、やはり洗濯物を外に干す習慣はないようです。全て乾燥機で乾燥させるか、オイルヒーターの近くに干して乾かしているようでした。

冬場は、1日中(夜中も)オイルヒーターがついています。夏場でも朝と晩は冷えるので、夜中は自動的にオイルヒーターが入る設定になっており、洗濯物も乾きます。

因みにオイルヒータの温度調節や「入」「切」のスイッチは部屋には無く、セントラルヒーティングになっています。ホストファミリーが設定し、管理しています。

 

イギリス・ケンブリッジホームステイ先の庭

2軒目の家庭にお世話になっている時でした。ちょうど、夏場でしたので、広い裏庭にシーツ類を干しているのを何度か見たことはあります。

でも、やはり人目に触れないように干す場所を配慮しているのを感じました。個人的な生徒の洋服類は、乾燥機で乾かしてくれていました。

 

イギリス・ケンブリッジホームステイの庭

3軒目の家庭にお世話になっている時は冬でした。日本ならば、冬でも天気がよければ外に干します。

そして、私が住んでいる大阪の場合は、天気がよければ乾いたりもします。

留学生活も数ヶ月が過ぎ、ずっと洗濯物を外に干して太陽の匂いを移したい、と考えていた私は、ある晴れた冬の日に、お家の庭に洗濯物を干すことにしました。

ちょうど、その日はホストファミリーが外出して不在だったのです。部屋の窓からは、庭に洗濯物が干せるようにロープなどがあるのが見えていました。

けれど、実際にそこに干されているのを見たことはありませんでした。

外に干して乾くのか、実験してみる気持ちで、ズボンやトレーナー、ブラウスなどを干してみました。部屋に戻って、窓から洗濯物を眺めて「早く乾かないかなあ〜」とワクワクしてずっと見ていました。

ところが、晴れていた空も曇り空になり、気温も低い為「これは乾かないかも・・」と思い始めます。3時間くらいは待ったでしょうか。

一旦、どれほど乾いているかチェックしに庭に行きました。そして、驚きました。全く!乾いていなかったのです。

それどころか冷たくなって、干す前よりもなんだか濡れているような気さえしました・・・。

というわけで、実験は終了です。ずっと気になっていたことでしたので、ナットクしました。

何故、外に洗濯物を干さないのか。大きな理由は二つあって、一つ目は人目に触れさせたくないから(景観を損ねる)、二つ目は乾かないから、ということだと思いました。

 

あると便利な洗濯グッズ

私が、ホームステイしていて持って行ってよかったものの一つが、靴下など小物を干す小さめのピンチハンガーです。

これは、本当に大活躍しました。1軒目のホストマザーからは、「これすごく便利でいいね。日本にこんなのあるの。私も欲しいわ。」とまで言われました。

なので、日本の母に頼んで送ってもらい、ホストマザーにプレゼントしたら、本当にすごく喜ばれました。

私が生活していた20年前とは違い、今ではイギリスでも手に入るとは思いますが、留学生活にはかかせない是非オススメの一つです。

 

最後に

イギリスの洗濯事情は、考え方や気候の違いもあって、毎日洗濯して外に干す日本とは大きく違いました。

日本のように、暑くて汗を大量にかくということは夏場でもあまりないので、下着や肌着、靴下さえ清潔にしておけば、ズボンやブラウスなどは毎日洗わなくても大丈夫でした。

留学生活は結構忙しいです。勉強の他に、ホームステイ先によっては、自分で洗濯もしなければなりません。

今思うことですが、速乾性のある衣類や下着類を持っていくと、乾きも早いしよかったかな、と思います。

トレーナーは、暖かいし動きやすくていいのですが、分厚いので乾きにくいです。

そして、乾燥機を使って乾かすので、あまりいい服でないほうが気が楽です。

これから留学に行く方の参考になれば幸いです。

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