ホームステイ

ホームステイ以外の選択(寮・ルームシェア)

イギリスでルームシェアした家

長期の留学になってくると、ずっとホームステイしているのも窮屈に感じてくるかもしれません。

語学学校によっては、周辺のカレッジの寮を利用できる所もあると思います。

そこで、今回は、ホームステイ以外の滞在方法をご紹介したいと思います。

 

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カレッジの寮に滞在する

私が通っていた語学学校では、殆どの語学留学生はホームステイしていましたが、7月と8月の夏休みの間であれば、語学学校と提携している近くのカレッジの寮で滞在することも選べました。

帰省したり、長期旅行したりする大学生達がいるので、寮の部屋に空きがでるようです。

語学学校からの紹介ではありませんが、実際に寮で暮らしているという、東京から来た日本人の女の子と知り合った時の話です。

その方はケンブリッジ大学内の大学院で、1年間勉強することが決まっていて、大学院に入る前に語学学校に通っていました。

自分が通っている日本の大学で推薦を受けてケンブリッジの大学院に留学するので、最初から寮で暮らしているとのことでした。

寮の部屋はシングルルームではなく、現地の大学生達と同じ部屋で、確か4人部屋だと聞いた記憶があります。

最初は馴染めなくて心細い様子でしたが、しばらく経つと本人より、現地の大学生達と話をしていくうちに、なんとか1年間生活できそうだと聞きました。

このように現地の大学生と友達になるには、寮で暮らすのも一案かもしれません。

ただし、語学学校からの紹介で寮に暮らす場合は、大学生が帰省している場合が多いようです。(7月と8月)

部屋は、私が通っていた語学学校からの紹介では、シングルルームでした。

語学学校よりカレッジの寮でステイする場合の申込書

 

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現地の家庭でルームシェアをする

友達の話ですが、1年間の語学留学中の最後の方は、部屋代を払うだけのホームステイ先を自分で見つけて(当時は新聞で見つけたそうです。)そこで暮らしていました。

そこはイギリス人女性一人の家で、ホストマザーは友達の為に、食事、洗濯、掃除などは一切しません。

食事や洗濯、部屋の掃除も、身の周りのことは友達が全部自分でしていました。

ルームシェアのような感覚だったそうです。

ステイ先からの干渉は少なく、でも現地で何か聞きたいことなどがあれば頼れるので、友達には丁度よかったみたいです。

 

友達同士でルームシェアをする

また別の友達は、1年の滞在の殆どを老夫婦の家でホームステイしていました。

ですが、食事の量がとても多くて毎回食べきれなくて困っていました。

そこで、とうとうステイ先を出る決心をし、ルームシェアをし始めました。

これも新聞で見つけたようです。

韓国人の男子と、韓国人の女子(この2人は元々の知り合いではなく、それぞれ20代)、それから日本人女子の合わせて3人でディタッチドハウス(二軒続きの家)の一軒に住んでいました。

1階にテレビやソファーが置いてあるリビングルーム、台所、トイレなどがあり、2階に部屋が三部屋ありました。

賃貸ですから、誰かがこの家を賃貸契約したのでしょう。

一番広くていい部屋を韓国人の男子が使っていたので、彼がこの家を賃貸契約し、女子2人は、ルームシェアという形で一緒に暮らすようになったのだと思います。

電化製品や家具は元々ついている家でした。

実際私も冬休みの間、ホストファミリー宅を空けなければなりませんでしたので、友達が年末年始日本へ帰国している間、入れ替わりに部屋を使わせてもらいました。

 

ルームシェアのメリットとデメリット

ホストファミリーがいない友達同士のルームシェアは、自由度はかなり高いですし気も楽です。

私の場合は、男子はいるけど、女子が2人だから大丈夫だろうという気持ちもあり滞在することにしました。

元々の知り合いではありませんでしたが、韓国人の女の子と一緒にリビングで映画を観たり、自由におしゃべりをしたのは楽しかった思い出として残っています。

ちなみに、韓国人の男子は殆ど部屋にいました。

私は2週間ほどの滞在でしたが、皆で使う部分の掃除やその他の役割分担はしっかりと決めておかないと、面倒くさいことになりそうだという感じはしました。

この時は、ルームメイトに日本人はいませんでしたが、もし日本人がいたら心強い反面、日本語をふんだんに話してしまっていたでしょう。

せっかく英語の勉強をしにきているのに、それではもったいないかもしれません。

また、若い者達3人での暮らしなので、お互いがしっかりと節度を守るということが必要だとも思いました。

それから、ホストファミリーがいないと食事や洗濯等のの家事が結構大変になることがわかりました。

自分の好きなものは食べれますが、3食用意するとなると、自分に結構負担がかかると実感しました。

この時よく、インスタントラーメンやコーンフレークを食べていた記憶があります・・・。

留学生活は結構忙しいですルームシェアをすると、勉強をしたい時間が家事にとられてしまう、という感じはしました。

後にも先にもルームシェアの経験は、この2週間だけだったので、いい経験にはなりました。

 

まとめ

語学留学の滞在は、ホームステイだけではなく、色々な滞在方法があるということがわかりました。

しかし、これは長期の留学者で、滞在生活にも慣れてきてからの話だと思います。

ルームシェアをするにしても、全責任は自分にあり、相手がどのような人(信頼できる人)であるかを確実に知る必要があります。

個人的な考えですが、短期留学者や、長期留学者でも初めはホームステイからスタートするのがよいのではないかと思います。

 

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